北方遠信基地

絵・バイク・旅の記録

大間崎ツーリング 後編

 中編に引き続き、5/17は六戸のキャンプ場へ戻ってもう一泊しました。キャンプ場も風が強いのでやはり風よけにもタープが欲しいなと思うところです。米を炊くのには弱火を使うので・・・。

 翌5/18は風が強いものの快晴。下道を通ってお城に寄っていきます。ここは盛岡城

 盛岡城は過去に見学したことがあるため今回は見学を省略。よく晴れた城跡公園はぜひ歩きたかったのですが時間が惜しい。

 目当ては前回押し損ねたスタンプです。根城を含めてこれで日本100名城は53/100。ようやく折り返しくらいのところです。

 その後、花巻城にも登城しました。花巻城跡は小学校になっているものの、土日は小学校周りに駐車してよい――との看板はあったのですが、本日は運動会をやっているため入るわけにもいかず。見学も門と本丸のみとなりました。

 門に金色の鯱が乗っていてキュートです。本丸は手狭ですね。門の周りに打ち込み接ぎの石垣が若干みられます。

 本丸から。ちょっと地形が残っているような気がする。

 宮沢賢治大先生の著作「マリヴロンと少女」・「めくらぶだうと虹」に花巻城が出演しているとのこと。

 

 4号線では徳丹城を見かけたので寄りたかったのですが、駐車場を見つけられず小学校の運動会の邪魔になるのも良くないので撤退しました。4号線を挟んで小学校の反対側に博物館があり、そちらに停められるとのこと。次の機会に。

 錦秋湖で水没林が見れたのでパシャリ。錦秋湖周辺は工事中ではありますが、晴れていると気持ちの良い道ですね。

 

 そんなこんなで、山形県に入ってからは一部無料/有料高速を利用して無事に帰宅しました。やはりGB350で高速道路は1時間くらいが限界じゃないかな…残りの100名城は琵琶湖より西であり、会津からではほとんどが高速で10時間以上の道のりになります。これ以上旅を続けるならGB350と一緒には居られないかもしれない。

 大間では実家へのおみやげのほかに自分用に東北キラキラマグネットを購入しました。すごく賑やかなデザインだし、会津の扱いがデカ過ぎるのが良いです。思想強い。

 

 今回のキャンプツーリングもたいへんに良い旅でした。嵐は大変でしたがそれも冒険を彩る美しい花です。嵐ではほんのりと命の危険を感じる場面が多かったのですが、予報にない悪天候だったので避けようもなく。思い返せば判断が甘かったところも多いものの、行くも戻るも暴風悪路、雨に打たれながらの判断、予報は当てにならず、時間制限もあり、となるとなかなか難しい。軽く頑丈なバイクに乗り、常にできるだけ体力を温存していざというときに備えるしかないのかなと思いました。